ウブロ、村上隆との共同開発による腕時計

ウブロ(HUBLOT)から、現代美術家・村上隆との共同開発による腕時計「MP-15 タカシムラカミ トゥールビヨン サファイア」が登場する。 透明感ある「お花」の腕時計 「MP-15 タカシムラカミ トゥールビヨン サファイア」は、ケース、ムーブメント、文字盤を独自の配置で構成した腕時計だ。文字盤が通常ある位置に複雑機構を据え、中央には“宙に浮くような”センターフライングトゥールビヨンを配置。その周りには、村上隆を象徴する「お花」のモチーフを、サファイアクリスタル製の12枚の花びらによって表現した。 本モデルのデザインの特徴のひとつが、「透明性」だ。ゆったりとしたボリューム感を持つサファイアクリスタル製の花びらをはじめ、サファイアケース、サファイアケースバック、サファイアリューズ、そして半透明のフランジとストラップにいたるまで、透き通った表情に仕上げている。 一方、構造上の特徴は、センターフライングトゥールビヨンである。中央にトゥールビヨンを設置する場合、同じ位置を占める時分表示が複雑になるため、高い技術を要する。本モデルでは、時間と分を示す針を、中央ではなく周りに配置。針はトゥールビヨンケージの下を通るという、伝統的な時計とは異なる構造に仕上げた。また、こうした複雑な機構でありながら、約150時間のパワーリザーブを備えている。